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【2025/09/25締切】ショートフィルム『ECHO』男性・女性エキストラ募集

##はじめに##
経済産業省 主催 アクセラレーションプログラム「創風」採択作品

『ECHO』は、人工知能が“充分”な存在となった社会において、
人間が「人間であること」の意味を問い直す、30分のJ-SFショートフィルムである。

舞台は、2045年の近未来。
AIによるシンギュラリティにより、労働、生産、学習、芸術、社会参画はAIに完全に代替された。
「個性」や「社会とのつながり」をAIに剥奪された社会で、ご飯を食べ、誰かと話し、何かに感動する──

そんな誰にでもできる平穏で没個性的な“老後の暮らし”だけが人間たちに残された。
そんな時代の片隅に残された団地で暮らす清をはじめとした老人の元に一体の介護ロボットがやってくる。労働を第一としていたロボットは次第に老人たちの深い享受を持った豊かな暮らしを受容していく。

本作は、この人工知能の剥奪に抗うのではなく、引き受けた先に問いを立てる。
「能力」ではなく「関係性」の中にこそ宿る、“かけがえのなさ”とは何か。
それは、名もなき所作や誰かに語られぬ記憶のなかにしか残せない、かすかな“生の証”の継承である。
この問いを描くために、『ECHO』は日本的SF精神──J-SFの美学をその根幹に据えている。

未来を理想化するのではなく、「変われない私たち」の現在を静かに見つめること。
星新一や藤子・F・不二雄が描いたように、
人間の未熟さと孤独のなかに浮かび上がる倫理や希望を、実写映像というリアリズムの中で再構築する。
それは、巨額のVFXで視覚的に未来を描く従来のSFとは一線を画す、
限られた日常のなかから、人間の本質を知的に浮かび上がらせる新たなSF映像表現への挑戦作です。

##募集内容##
募集①男性エキストラ
・稼働日程
2025年9月29日(月)
2025年10月2日(木)、3日(金)、4日(土)
・歓迎条件
身長180cm以上の方
・報酬
1日 5,000円 × 4日分
・拘束時間
1日あたり3〜4時間程度(予定)
・ロケ地
東京都内のみ

募集②女性エキストラ
・稼働日程
2025年内の土日いずれか2日間(詳細は決定次第ご連絡いたします)

・募集条件
10代の女性(未成年の場合は保護者またはマネージャーの同意のもと応募してください)

セリフなし
水をあげているシーンに出演いただきます

・報酬
1日あたり 6,000円
計2日間のご参加

・拘束時間
1日3〜4時間程度(予定)

・ロケ地
東京都内または神奈川県(関東圏内)

##応募方法##
男性エキストラ申し込みフォーム
https://forms.gle/iZpwx4CvT3DVEag29

女性エキストラ申し込みフォーム
https://forms.gle/AVb7NTKWjcEGnmp57

##審査の流れ##
・書類選考以降の審査については、通過者にご連絡いたします。

##実績・経歴等##
【企画・監督】
並木晴人
2000年、神奈川県生まれ。東京大学経済学部卒業後、テレビ局に就職。
監督作『77sec.』がぐんま次世代映像クリエイターコンペにて入選。会社員として働く傍ら、2028年のサンダンス映画祭での受賞を目指してチームを結成し活動中。

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