★俳優のピラミッド構造を解説！あなたはどの層にいる？
このページに辿り着いた方は、俳優としての志がある方に違いないでしょう。
【目標はあるが今の自分がどこにいるのかわからない方】
【どう頑張れば結果に結びつくかわからない方】
ここに該当する方が見ていらっしゃるはずです。
「私自身、芸能のアドバイジングのお仕事を通して様々な方から、アドバイスを求められてきた経験があります。
実際にも皆さんが知っているような俳優、モデル、タレントの方の相談に乗って来ました。
そんな中でもこのページを見に来てくださった方には、
実際の第一線で活動している方たちの意見や経験を取り入れた内容をお伝えしようと思います。
今の現状の話を聞いていただき、参考にしてこれからの俳優人生に活用してもらいたいと思っております。
本記事はそれらの経験を踏まえ、初心者でも経験者でも実践できるノウハウや方法を実体験をもとにお伝えいたします。
この記事を読むことで、
「俳優としての5層のピラミッド」
「どの層にいるのかを理解する」
を学ぶことができます。
それでは行きましょう！
「俳優としての5層のピラミッド」
あなたが目指しているのはもちろん俳優としてのトップだと思います。
ですがここまでたどり着くにはたくさんの通過ポイントがあります。
大きく5層あるため、それぞれ詳しくお伝えいたします。
①主演/ヒロイン
物語の中心的なポジションにいる人たちです。
この人たちを中心に物語が構成されていきます。
もっとも目指している人が多い層といっても過言ではないでしょう。
人気や認知度、話題性がないとキャスティングされにく、ここにたどり着くためには自分の力だけでは正直難しいです。
主演/ヒロインは、“演技力”よりも“人気”によってキャスティングされる傾向があります。
＜参考例＞
木村拓哉さん、佐藤健さん、山崎賢人さん、橋本環奈さん、土屋太鳳さん・・・等
②メインキャスト
主演/ヒロインを支える、または試練を与えるポジションです。
劇団系の人や実績がある方など、毎回同じような俳優がキャスティングされることが多いです。
メインキャストに選ばれる実力派や演技派の俳優が、【物語の完成度】を上げてくれます。
＜参考例＞
滝藤賢一さん、小日向文世さん、戸塚 純貴さん、吉田羊さん、江口のりこさん・・・等
③メインゲスト/インディーズ映画の主演
これからメインキャスト、主演に抜擢される可能性が高い人たちがいるポジションです。
物語を一挙にかき乱すポジションで、メインキャストよりもインパクトを残せる場合もあります。
ここにキャスティングされる俳優は、ある程度の認知度とインディーズ映画で評価されて来た人です。
ネクストブレイクとして徐々に頭角を現してきます。
＜参考例＞
池田成志さん、篠井英介さん、平岩紙さん、渡辺真起子さん、木野花さん・・・等
④フォロワー1万人以上/インディーズ映画祭受賞作品出演
4層→3層への壁が厚く、ここで留まる人が多いポジションです。
俳優としてまだまだですが、CMオーディションや自主製作映画に大量に出演していると自然と実績とフォロワーがついてきます。
俳優としての認知度はいまだに高くないですが、徐々にチャンスの量が多くなります。
自分を俳優として動くためのモチベーションが上がってくるところでもあります。
⑤これから頑張ろうとするまだ何者でもない人
俳優を始めました。有名な作品のレギュラーエキストラを経験しました。CMでスタンドインをしたことがあります。など、
まだまだ俳優としてのキャリアはないですが、これから頑張って結果を残そうとする方たちの階層です。
何か自信になるものがないと不安で心が折れそうになる方も多いと思います。
「どの層にいるのかを理解する」
残念なことに今の俳優という職業のこのようなピラミッドを理解していない俳優がほとんどです。
これだからこそ、一生懸命頑張っても報われない人が多いのも現実です。
いつまでも主催者しか儲からないチケットバックの舞台をやっていても絶対に売れません。
このピラミッド層を理解していただき、現在の自分はどの階層に当てはまっているのかを理解してほしいと思います。
どの層にいるのかの判断基準
ピラミッド階層を理解できたと思いますが、理解するのと行動をするのは難しさが違います。
理由は、【自分の力】でどうにかできないキャスティングとなっていくからです。
巨大な予算がかかった作品や責任ある作品に関わる場合には、やはり信用が信頼が重要になってきます。
・感心するような演技をカメラ前でしてくれるかな。
・素行不良ではないかな。
・監督やプロデューサーとコミュニケーションはとれるかな。
・大手事務所に所属しているのかな。
など様々な問題をクリアにする必要もありますし、俳優として以外にも人間として魅力的な人間しか上に上がれません。
演技が出来る俳優は世の中にたくさんいます。まずそれを理解してください。
そこから自分には何が付加価値があるのか、ないのであれば何を作ることができるのかを考えてください。
【人柄】、【認知度】、【演技力】、【コミュ力】、【フォロワー数】、【肩書】
自分に何があって自分はどう売っていきたいのかを真剣に考える必要があります。
過信しすぎず現実を見ること
私がよく話す俳優たちがアピールする際によく言うことがあります。
・演技はできます。スクールに通っているので。
・顔はイケメンだと思うので顔で売っていきたいです。
・ありがたいことに【主演】を多くやらせてもらっています。
・歌には自信があるので歌をメインに俳優へ転換していこうと思います。
上記のように話してくれていますが、やはり説得力がありません。
⇒演技が出来るのであれば何かの作品で賞を受賞していますか？
⇒顔がイケメンならボーイズコンテストで名前が上がりますか？
⇒主演を多くやらせてもらっているのに話題に上がらないのはなぜですか？
⇒歌に自信があるならTikTokでバズっていますか？
結果や肩書で評価する人が多いのが普通です。
ポジティブに自信過剰で話すのは良いことですが、結果が伴っていなければ誰も納得しませんし、自意識過剰と思われても仕方がありません。
しっかりと現実を見て、自分の強みを見つけてそれを突き詰めて結果を出してほしいと思います。
★自分をすごく見せようとしても業界の人には見抜かれる
業界の人はあなたよりも実績や経験を持った人たちとお仕事をしています。
見栄を張っているのはすぐわかりますし、そんな人とは一緒に仕事はしたくありませんよね。
しっかりと自分の現在地を知って謙虚に活動を進めてほしいと思います。
ここまで厳しいことをたくさん話してしまいましたが俳優として売れたい、活動したいという気持ちに嘘はないと思います。
ひとつひとつクリアにしていけば自分なりの理想となる俳優に近づけると信じています。
最後に
俳優のピラミッドは私が生み出したものになります。
あくまでも実体験で感じたことを今回はご説明いたしました。
引き続きあなたが俳優として活動を継続していく限り力になるような投稿を続けていこうと思っております。
また、芸能アドバイジングや個人オフシャルサイト作成、SNS運用などの無料相談を承っております。
お話聞くだけでも問題ありませんが無償でアドバイジングをさせていただきます。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
あなたが俳優のピラミッド階層を一層ごとに登っていき、大規模な商業映画でメインキャストとして活躍できることを楽しみにしております。
地に足をつけて目標へ向けて着実に一つ一つクリアしていきましょう！