俳優のバイブル

新人俳優が行く養成所や演技スクールは意味が無い。その理由を徹底解説!

養成所ビジネスや演技スクール商法に騙されるな!

このページに辿り着いた方は、これから俳優を目指して活動していこうと考えている方から、

まずは、俳優として地に足をつけるために養成所や演技スクールを探している方だと思います。

自分の周りには俳優を志して日々生活している人がいない中でも、

俳優として本気で努力しようとしている方だと思います。



ですが、俳優としての実績のつけ方がわからない場合も多いですよね。

だからこそ、今自分で何かしないといけないと焦ってしまう気持ちもあると思います。

・有名俳優が卒業しているからこそ、養成所に通わなくちゃいけない…。

・養成所といっても費用が100万くらいかかってしまう…。

・自分に合うような演技スクールや専門学校はどこにあるのかわからない…。

・やることが山積みだ…。


多くの方が、抱えている悩みです。

また、本記事をご覧なられている方々は、

✅俳優として活躍するための養成所の選び方がわからない。
そもそも養成所は行くべきなのか…。

✅専門学校に行くべきなのか、演技スクールに行くべきなのか…。

✅高額な費用が発生しても本当に行くべきなのか…。

✅俳優として実力をつけるためにやるべきことはなんだろう。

これらのような悩みを抱えている方々も多いのではないでしょうか。



私自身、芸能のアドバイジングのお仕事を通して様々な方から、アドバイスを求められてきた経験があります。

実際にも皆さんが知っているような俳優、モデル、タレントの方の相談に乗って来ました。

そんな中でもこのページを見に来てくださった方には、

実際の第一線で活動している方たちの意見や経験を取り入れた内容をお伝えしようと思います。

今の現状の話を聞いていただき、参考にしてこれからの俳優人生に活用してもらいたいと思っております。

本記事はそれらの経験を踏まえ、初心者でも経験者でも実践できるノウハウや方法を実体験をもとにお伝えいたします。

この記事を読むことで、

「高価な養成所・演技スクールは行くべきではない理由」

「【有名だから】を鵜吞みにしない」

歴史のある劇団や研修所へ行こう」

これらの知識が手に入ると思います。

それでは行きましょう!

高価な養成所・演技スクールは行くべきではない理由」

俳優を目指して上京する方のほとんどが養成所や専門学校、演技スクールに通います。

俳優として仕事をしていきたいと覚悟を持つことは大事です。

ですが、ここで注意していただきたいのが、養成所や演技スクールは普通の専門学校や大学に行くのと同じくらいの学費が発生します。

私としては、それほどの学費を払ってまでも俳優の養成所や専門学校はおすすめしません。

現在の日本の俳優養成所や演技スクールにそれだけの費用を払ってまでの

カリキュラムやアフターフォローがそろっているとは言えないからです。

以下、理由を説明していきます。

資格がもらえるわけではなく、講師も3流。馴れ合いの意味合いが強い

俳優という職業は技術職ではありますが、資格はありません。

養成所や専門学校に行ったという経歴が手に入るのみです。

第一線で活躍している俳優はまず、講師はやりません。

夢半ばで挫折した、専門学校を卒業して、エキストラに毛が生えたような俳優が講師をやる場合が多いです。



活躍していない人に講師をしてもらい、果たしてあなたの技術は向上するのでしょうか…。

(言葉がきつかったら申し訳ございません。)

それに加えて、一緒に切磋琢磨できる仲間ができますが、それも馴れ合いの意味合いが強く、

数年後には皆、別の仕事をしている人ばかりです。

それほど厳しい世界です。一生懸命頑張っても芽が出ないことの方が多いです。

数年後の同級生はほとんど、お芝居の仕事なんてしていません…。

アフターフォローも無く、仕事に繋がるような事務所に所属できない

専門学校や養成所、演技スクールは形として2.3年在籍し、

現場で1週間で分かるような知識を長期間で教えてもらいます。

心構えは教えてもらいますが、【それ以上のことはあなた次第です。】で終わります。



その後は卒業公演という形で舞台に出演しますが、それ以降はこれといったアフターフォローが無いところばかりです。

世間的に認知されていない事務所のスカウトが来ることもありますが、

エキストラ要因や人集めばかりしている事務所が多いです。

卒業したところで俳優としての技術が進化したのかと聞かれると、

疑問を感じている俳優がほとんどです。

今のうちからたくさん情報を収集することをおすすめします。

「【有名だから】を鵜吞みにしない

✅「○○」の作品に出ている有名な俳優さんがいる。

✅好きな女優がいる事務所の養成所であれば自分も同じように頑張れる…。

✅実績のある監督が講師をやっている。


芸能界の華やかさを見せつけるため様々な理由で【有名だから】といううたい文句が多く広告されています。

ですが、有名なのはその人なだけであって、そこに付随するサービスや商品、学校や養成所はなにもすごくはありません。

第一線の人を利用してビジネスチャンスを狙っている人は世の中にたくさんいます。

典型的に騙されやすい広告だと思いますので鵜呑みにせずに様々な人に相談することをおすすめします。

下記、行くべきではないと考える養成所やスクール例をご紹介します。

有名俳優が所属する俳優養成所

有名俳優が所属する事務所の養成所は数多くあり、その「有名俳優」の名前自体が集客ツールになっています。

多くの人が集まることで収益が生まれ、実際には関係がないのに、

あたかもその俳優とつながりがあるかのように見せるケースもあります。

こうした養成所には、芸能界でよくある“ビジネス要素”が強く含まれている側面もあるため、

甘い宣伝文句に惑わされないことが大切です。

お金を払って通ったからといって、有名俳優になれる可能性は決して高くありません。

有名な映画を監督・プロデュースした講師の演技スクール

有名作品の【監督・プロデューサーが主催】といった宣伝文句をよく見かけますが、

実際はそれほど特別なものではありません。

中には、監督やプロデューサーがお小遣い稼ぎで開催しているケースもあります。

キャスティングの最終権限は作品ごとに異なり、

多くの場合、監督はキャスティングディレクターが選んだ役者を使って作品を作っています。

プロデューサーも同様です。

そのため、本当に第一線で活躍している人ほど、こうした肩書きを大きくアピールした宣伝はしません。

過剰な売り文句が使われている場合は、サービスそのものに自信がない可能性もあるため注意が必要です。

歴史のある劇団や研修所へ行こう」

ここまで、養成所や専門学校、演技スクールについて、

私なりの意見をお伝えしてきました。

すると、

「じゃあ、どこに行けばいいの?」

「おすすめの場所はありますか?」

「演技を学ぶために本当に必要な場所を知りたい!」

といった声が聞こえてくるかもしれません。

私がおすすめしたいのは、

【歴史のある劇団や研修所】 です。

華やかさは感じにくいかもしれません。

しかし、その分、得られるものは非常に多く、確かな実力を身につけられる環境が整っています。

扉座、俳優座、文学座、青年座、国立演劇研修所など、

日本を代表する劇団には、長年にわたって舞台を支えてきた“本物の俳優”がいます。

下記、行くべき理由をお伝えします。

本物の演技が学べる

最大のメリットは、本物の“ガチ”の演技が学べること

日本を代表する俳優たちが修業してきた場所で、同じ環境・同じ指導法の中で鍛えられます。

厳しい分、リアルな現場感覚と技術が身につき、俳優としての成長は大きく加速します。

業界内での確かな“格”がつく

見込みがあると判断されれば劇団員に昇格するチャンスもあり、

プロフィールにも「○○座出身」と記載できるようになります。

これは業界内で確かな“格”となり、キャリアに大きなプラスとなります。

キャスティングにもつながる可能性が広がります。

金額が安い

実は費用が安いというメリットもあります。

新人育成に定評があるにもかかわらず、費用は30万円前後と比較的リーズナブル。

劇団や研修所によって金額は異なりますが、

多くの場合、芸能事務所系の養成所よりも費用を抑えられます。

さらに、国立演劇研修所に合格できれば、返済不要の奨学金を受けながら演技を学ぶことも可能です。

すべての養成所や専門学校、演技スクールが悪いわけではない

もちろん、すべての養成所や専門学校が悪いとは言いません。

しかし実際のところ、「通って得られるものが非常に少ない」というケースが多いのも事実です。

あなたが俳優として本当にステップアップできる場所なのか、

“本物の演技力”を手に入れられる環境なのか──

これはとても大切なポイントです。

だからこそ、この時期にしっかりと見極めてほしいのです。


それでも、確実に芝居力を高められるのは“伝統ある場所”

もしあなたが、華やかさばかりを求め、浅い経験のままオーディションに挑んだとします。

その場に、実績ある劇団で鍛えられてきた同世代の俳優がいれば、

ほぼ確実に「力量の差」が浮き彫りになります。

俳優として認められ、格ある存在になるためには、

最終的に“演技そのものの実力”が問われます。

今、気づくのか。

それとも、その差を痛感した後に気づくのか。

選ぶのは、あなた自身です。

最後に

今回は<新人俳優が行く養成所や演技スクールは意味が無い。その理由を徹底解説!>をお伝えしました。

いかがだったでしょうか。

俳優としてのキャリアの始め方は皆さん迷うものです。

ですが、最初から知らずに一生懸命努力しても無駄になってしまうことだってあります。

今後、あなたが俳優としてキャリのステップを間違えないように、

読み込んで行動してください。

パートナーとの出会いや結婚、借金生活からの脱却、

理想と現実のギャップなどで心が苦しいことだってあります。

目標や計画をしっかりと立てて自分らしい俳優生活を過ごしてほしいです。



俳優として活躍する未来を明確に描いてもらうために執筆させていただきました。

あくまでも実体験で感じたことになります。

引き続きあなたが俳優として活動を継続していく限り力になるような投稿を続けていこうと思っております。

また、芸能アドバイジングや個人オフシャルサイト作成、SNS運用などの無料相談を承っております。

お話聞くだけでも問題ありませんが無償でアドバイジングをさせていただきます。

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。

あなたが俳優としてキャリアをスタートさせて、

大規模な商業映画でメインキャストとして現場で出会えることを楽しみにしております。

地に足をつけて目標へ向けて着実に一つ一つクリアしていきましょう!

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